「憩ひ」
画廊「憩ひ」(やすらい)
「憩ひ」−昔僕が夢を美しいと信じた頃 夢よりも美しいものは世になかつた。しかし夢よりも美しいものが 今 僕をとりかこんでゐるといつたら、それはどんなしあはせだらうか。 ( 立原道造/ 夏の旅「憩ひ」より )
画廊名の「憩ひ」(やすらい)は、夭折の建築家で詩人の立原道造が
友人の生田勉に宛てスケッチブックに記した一節からの引用です
立原道造(たちはらみちぞう/1914-1939) 青春の憧れと悲哀を音楽性豊かな口語で謳いあげ、『四季』[第2次]を主な舞台として作品を発表し、生前に2冊のソネット詩集『萱草に寄す』『暁と夕の詩』を刊行するなど、詩人として活躍。 また、将来を嘱望された建築家でもあり、東大建築学科在学中は、辰野賞を3年連続受賞し、 浅間山麓に構想した芸術家コロニイや小住宅・ヒアシンスハウスなどの設計思想は、今日まで 語り継がれている。
「アートを身近に!」をコンセプトに、様々な表現者の作品を通じ
アートに触れる時間や空間の価値、心地良さを提案する企画画廊。
県内外で活躍中のベテラン、中堅作家の個展の企画が中心だが
若い作家の初個展やグループ展等も開催している。
取扱いは絵画、版画、工芸品のほか図録等の書籍・出版物。
感謝!
お蔭様をもちまして、2009年3月「憩ひ」は満6歳となりました。実に多くの方々に支えられての6年間。 感謝の日々はすなわち感動の連続であったことはいうまでもありません。ぴかぴかの小学1年生だった子が中学生になる、そんな年数にひと区切り。心新たにの思いで、画廊名の表記を「ギャラリー憩ひ」 から「画廊 憩ひ」or「Gallery YASURAI」へ改めることにいたしました。これからも変らぬご愛顧の程 どうぞ宜しくお願い申し上げます(憩ひ月子)
東京メトロ壁画
東京メトロ副都心線のパブリックアート巡り
08.06.14 東京地下鉄の新しい路線「副都心線」の新しい8駅14ヶ所に、日本を代表するアーティスト12名の作品が設置され、ゆとりと潤いのある文化的空間が誕生。開業で賑わう全駅を巡りました。その中でも人気度の高い2駅をご紹介します。
「いつかは会える」
野見山 暁治
明治神宮前駅・B1F・神宮前交差点方面改札
素材:ステンドグラス
寸法:W10,000㎜×H2,600㎜
協賛:第一生命保険相互会社
制作:財団法人日本交通文化協会/クレアーレ現代壁画研究所
「晴のち雨のち晴-宇宙樹」
吉武 研司
想像してごらん 地球と生きものたちのこと 共につながり 共に生き 循環していることを/2008
北参道駅・B1F・改札
素材:陶板
寸法:W10,000㎜×H2,680㎜
協賛:財団法人メトロ文化財団
制作:西田美研㈱/岩尾磁器工業㈱
「三好十郎」
10月1日 発行
三好十郎没後50年記念誌「劇作家 三好十郎」
(書肆草茫々刊¥1500) 「憩ひ」で販売中
10月5日 開催
佐賀清和高校演劇部による「やまびこ」の上演
三好十郎を語るパネルトーク
(エスプラッツホール・入場無料)
「ESCOLTA」
10月1日 発売
ESCOLTAのセカンドアルバム
「JORNEY AROUND THE BLUE MARBLE」(Victor¥3000)
「憩ひ」で販売中
初回限定版DVD付き¥5000も同時発売!
「CHICARA」
’09 ARTIST CALENDAR
Past Exhibition 4/17-26 [ 大江良二版画展 ]
Past Exhibition 4/3-12 [ 山下智樹作品展 ]
Past Exhibition 3/24-29 [ 瀬戸口朗子展 ]
2009年 「憩ひ」は
生きる歓びを謳う堀文子先生の作品展で幕を開けました
昨秋以降、これまでになく「いのち」の大切さを痛感する出来事が身辺で相次ぎ
迷うことなく「生」を自身の年間テーマに掲げました(憩ひ月子)
Past Exhibition |